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子音3 k と g

子音 k g 子音 (RとLを除く)

[k]と[g]の口の形、舌の位置

[k]と[g]の口の形

アゴの力を抜き、ポカンと口を開けます。[k]も[g]も、実はいろんな口の形でも出す事が出来るのですが、この、ポカンとした口が一番、楽に、きれいに音が出ます。

[k]と[g]の舌の位置

舌をまっすぐに口の中に引き込み、画像で指さしているあたり(舌の奥)を持ち上げます。のどの奥で音を出します。日本語のカ行、ガ行でものどの奥を使っているので大丈夫です。ただ、空気のパワーが、違います。

[k][g]は瞬発的な音 空気のパワーを、一気に!!!

一気に、ポンッ!!!ボンッ!!!ドカッ!!!

お腹から届けた空気のパワーを一気に、一瞬で届けます。これが、日本語のカ行やガ行との、大きな違いです。

トイレットペーパー(シングルがおすすめ)でパワーを感じましょう

トイレットペーパーで、瞬発的な空気のパワーを目で見て確認する事をおすすめします。ダブル(2枚重ね)ではなくシングル(1枚)のトイレットペーパーがおすすめです。

「く」「ぐ」では、ペーパーはほとんど動きません。日本語は総じて、空気を「弱く(細く)、長く」使う傾向が強いです。

[k][g]は瞬発的な音

英語の子音は、瞬発的な空気のパワーを使うものがたくさんあります。一方日本語は、そもそも「子音軽視・母音重視」で、それゆえ、瞬発的な空気のパワーを使うものがほとんどありません。

長く伸ばして言い続ける事は出来ない

瞬発的な空気のパワーを使うので、長く伸ばして言い続ける事は出来ません。

もし、長く伸ばして発音できている!と思ったらそれは、「く」や「ぐ」になっていて、母音の「う」を長く伸ばしている事になります。

練習が辛くなったら、ただちに休憩を

日本語ネイティブにとって英語の子音単独の音を出す事はけっこうな試練です。[k][g]ですとのどに力をこめすぎてガラガラになったりするかもしれません。心身が辛くなったらすぐにやめる方がいいです。脳に無理をさせず、気持ちよく受け入れてもらいましょう。

有声音と無声音

口の形や舌の位置、音の出し方が同じである[k]と[g]。音の違いはどこにあるのでしょう?

[k]は空気だけの音→無声音

[k]は、空気だけで音を出します。無声音といいます。

[g]は、空気と一緒に声帯を震わせて音を出す→有声音

[g]は、空気の音と同時に、声帯を震わせた音を出します。

のどを触って確認出来る

練習中、のどを触って、震えを確認しましょう。

[k][g]の発声練習

発声練習から再生するように設定しています。

[k][g]それぞれの単独の音の練習の後、単語は

back[bæk]

bag[bæg]

で、コツをお伝えしています。この「口のリセット」はしなくても、[k][g]の音は出せます。ですが、最初はちょっと大げさなくらいに口や舌の形を作る方が音を出しやすいです。英語の発音全般に言える事で、今後もしつこくお伝えすると思います。

ありがとうございました。

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