「oʊ」はそのままの状態でアルファベットの「O」の音になります。会話の「Oh!」や「No!」、「O.K.」の「O」です。会話なのでその場に応じて高めだったり低めだったりしますが、音が山をえがいています。
「oʊ」の音の方向、口の形、舌の位置
「oʊ」の音の方向
まず「o」で、音を持ち上げます。
そして、「ʊ」の音に移動する際、優しく落とします。
「o」「ʊ」を分けずに、続けて出す
英語の、文字がふたつ並ぶ母音はすべて、音をとぎれさせずに出し続けます。
「oʊ」の口の形
まず「o」で、口をポカンと開けて、
軽く、すぼめます。
日本語の「う」との違い
「oʊ」の「ʊ」が、日本語の「う」をイメージさせますが、「う」のように固く唇を絞りません。
また、「う」の音を出す時は舌先が浮き、口の中のどこにもついていませんが、「ʊ」では、舌先が下の前歯の裏側にくっついています。
「oʊ」の、舌の形
舌の中央に、小さなスプーンが軽くのっているくらいに、くぼませます。
この、舌の状態をキープして、
口の形だけを変えて、「oʊ」の音を出します。舌はずっと同じです。
鼻から音が抜けない
鼻から音が抜けないので、鼻をつまんでも音は変わりません。
のどがパカッと、開いている事が大切です。
「oʊ」の発声練習をしてみましょう
「No」[noʊ] と、「Now」[nɑʊ」の違いや、
「Oh!」「No!」「O.K.」もご紹介しています。
ありがとうございました。
